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TEL. 088-668-2544
開館時間 9:30 ~ 17:00

令和元年度鳥居龍蔵記念 徳島歴史文化フォーラム

 鳥居龍蔵は、徳島が生んだ世界的な学者です。彼は、人類学、民族学、考古学など多様な手法を駆使し、当時 世界最先端の業績をあげましたが、その礎は、地元の歴史や文化についてフィールドワークをもとに研究し、その成果を世に問いかけた少年時代の活動にあった といっても過言ではありません。本事業は、このような鳥居龍蔵の取り組みを記念し、徳島の中学生・高校生による歴史文化に関する自主的な研究活動を後押しすることにより、人材の育成を図るものです。

 先日、令和元年度フォーラム(成果発表会)を開催し、中学生5件、高校生6件の発表と審査・表彰を行いました。それぞれに独自の課題設定と調査研究の成果が凝縮されており、すばらしいものだったと思います。参加者のみなさんが、今後、さらに研究を深めていくことを願っています。

案内チラシ

ダウンロード PDFファイル (PDF 602kB)

開催概要

主催

徳島県立鳥居龍蔵記念博物館・徳島県立博物館

後援

徳島県博物館協議会

日時

2020年2月16日(日) 9:30~16:30

会場

文化の森イベントホール

審査結果

(※)敬称略。部門別・表彰区分別に発表順で記載してあります。

中学生の部

 ■優秀賞
   山中ちさ(鳴門教育大学附属中学校)「受け継がれてきた文化と思い―四国遍路―」
   今井滉教・泉悠真・加島右京(徳島文理中学校)
    「海部郡における津波の記録―津波記念碑と高地蔵などの調査―」
 ■奨励賞
   大和千哲(鳴門教育大学附属中学校)「震災の歴史を振り返り、教訓とするために」
   三浦美貴(海陽中学校)
    「日本三祇園の1つと伝わる宍喰八坂神社の謎に迫る!―海洋民族の痕跡編―」

高校生の部

▶鳥居龍蔵研究部門
   茨木拓行・桑原佑成・寒川愛斗・山本光太郎・山田航大(富岡東高等学校)
    「鳥居龍蔵について調べた調査結果」

▶地域研究部門
 ■最優秀賞
   小松島高等学校小松島歴史クラブ(竹内彩夏・島﨑美怜)
    「徳島藩における阿波水軍「森家」の役割」
 ■優秀賞
   八木萌々香(城東高等学校)「方言と共に受け継がれる神山の食文化」
   篠原瑞稀(城東高等学校)「戦後74年の記憶―今、僕たちが知るべきこと―」
 ■奨励賞
   坂野碧斗・井関純汰・唐川芽育(城南高等学校)「徳島城の特徴」
   吉原大樹(鳴門渦潮高等学校)「鳴門の歴史について―塩田にスポットをあてて―」

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